初めから始める数学A(マセマ)の詳細レビュー

目次と改訂情報

表紙 書名 発刊日
初めから始める数学A(改訂4版) 2016/12

 

◆目次

第1章 場合の数と確率

1st day 和の法則と積の法則
2nd day さまざまな順列の数
3rd day 組合せの数nCrとその応用
4th day 確率の基本
5th day 独立な試行の確率と反復試行の確率
6th day 条件付き確率
場合の数と確率 公式エッセンス

 

第2章 整数の性質

7th day 約数と倍数
8th day ユークリッドの互除法と不定方程式
9th day n進法と合同式
整数の性質 公式エッセンス

 

第3章 図形の性質

10th day 同位角・錯角、中点連結の定理
11th day 三角形の五心、チェバ・メネラウスの定理
12th day 円の性質
13th day 作図
14th day 空間図形
図形の性質 公式エッセンス

 

◆改訂情報

「初めから始める数学A」では、改訂1版で「2元1次不定方程式」、改訂2版で「条件付き確率」の解説、改訂3版で「オイラーの多面体定理」の応用問題、改訂4版で「合同式」を使った証明問題がそれぞれ追加されています。

 

 

 

詳細レビュー

マセマの「初めから始める数学A」は、「初めから始める数学Ⅰ」の続編で、まえがきにて「偏差値40前後の数学アレルギー状態の人でも理解できるように、文字通り中学レベルの数学からスバラシク親切に解説した、臨場感溢れる講義形式の参考書」だと説明されているように、数学が苦手な方にとっても、非常に分かりやすい参考書になっています。

 

本書は、全部で14回の講義形式になっているので、1日に1講義ずつ進めていっても、14日で完読できる分量になっています。数学Aでは、「場合の数・確率」や「ユークリッドの互除法・不定方程式」など、奥の深い単元もありますが、ここでも初学者向けにわかりやすく解説されているので、ぐんぐん読み進めることができると思います。

 

内容は、「初めから始める数学Ⅰ」と同様、公式や重要ポイントの解説、例題、練習問題からなっていて、練習問題には、チェックをつける欄が設けられています。これは、繰り返し学習するようにとの著者の計らいで、3回分のチェックが付けられるようになっています。本書に沿って素直に学習を進めることで、受験に必要な基礎学力が確実に身につくことになると思います。

 

本書では、数学用語の解説や定義が、他の単元と関連付けて解説されており、数学のポイントが体系的に理解できるように工夫されています。例えば、「場合の数」では、「事象」と「集合」で用いられる専門用語を対比させながら説明しているので、一見バラバラな知識も関連性をもって理解できるようになります。さらに、整数問題では、簡単ながら合同式にも触れられ、図形問題では、作図に特化した解説もあったりと、サービス精神溢れる講義になっています。

 

一方、「初めから始める数学Ⅰ」のレビューでも触れたように、本書では練習問題が少ないので、別途、他の問題集で補う必要があります。「初めから始める数学」シリーズでは、対応する問題集シリーズとして、「スバラシク解けると評判の初めから解ける数学1・A問題集 」が用意されていますので、こうしたものを積極的に利用されると良いでしょう。

 

表紙 書名 発刊日
初めから始める数学A(改訂4版) 2016/12
2016/04

 

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