初めから始める数学B(マセマ)の詳細レビュー

目次と改訂情報

表紙 書名 発刊日
初めから始める数学B(改訂3版) 2016/10

 

◆目次

第1章 平面ベクトル

1st day ベクトルの1次結合、まわり道の原理
2nd day ベクトルの成分表示、内積とその演算
3rd day 内分点の公式、外分点の公式
4th day ベクトル方程式
平面ベクトル 公式エッセンス

 

第2章 空間ベクトル

5th day 空間図形と空間座標の基本
6th day 空間ベクトルの演算、成分表示、内積
7th day ベクトルの空間図形への応用
空間ベクトル 公式エッセンス

 

第3章 数列

8th day 等差数列、等比数列
9th day ∑計算、Snとanの関係
10th day 漸化式(等差型・等比型・階差型・等比関数列型)
11th day 数学的帰納法
数列 公式エッセンス

 

第4章 確率分布と統計的推測

12th day 確率分布と期待値・分散・標準偏差
13th day 確率変数の和と積、二項分布
14th day 連続型確率変数、正規分布
15th day 統計的推測
確率分布と統計的推測 公式エッセンス

 

◆改訂情報

「初めから始める数学B」では、改訂1版で「3項間の漸化式」、改訂2版で「対称形の連立漸化式」の解説、改訂3版で「母比率の区間推定」の例題と解説が追加されています。

 

 

 

詳細レビュー

マセマの「初めから始める数学B」は、「初めから始める数学Ⅱ」の続編で、高校2年で学ぶ「数学B」の講義型参考書です。まえがきにて「偏差値40前後の数学アレルギーの人でも、初めから数学Bをマスターできるように、それこそ中学・高1レベルの数学からスバラシク親切に解説した、読みやすい講義形式の参考書」だと説明されています。実際、数学が苦手な方にとっても、非常に分かりやすい参考書になっています。

 

本書は、全部で15回の講義形式になっているので、1日に1講義ずつ進めていっても、約2週間で完読できる分量になっています。数学Bも数学Ⅱと同様、学ぶべき内容が盛りだくさんですが、できる限り分かりやすく解説しようとする著者の意気込みが伝わってきます。

 

内容は、「初めから始める数学Ⅱ」と同様、公式や重要ポイントの解説、例題、練習問題からなっていて、練習問題には3回分のチェックをつける欄が設けられています。こうした工夫は、繰り返し学習するモチベーションにも繋がりやすいでしょう。著者の勧めに従って繰り返し学習を進めることで、受験に必要な基礎学力が身につくことになると思います。

 

数学Ⅱで躓きやすい「数列の漸化式」に関しては、基礎に重点が置かれているものの、等差数列型の漸化式、等比数列型の漸化式、階差数列型の漸化式、等比関数列型の漸化式、an+1=pan+q 型の漸化式、an+1=pan+f(n) 型の漸化式、3項間の漸化式、対称形の連立漸化式と充実した解説がなされています。

 

さらに、「確率分布と統計的推測」では、著者の得意とする数学用語の解説が満載で、確率分布・分散・標準偏差・二項分布・正規分布などが分かりやすく解説されています。練習問題に関しては、公式に当てはめるタイプの基礎練習が中心ですが、公式を使いこなせるようになるためには、こうした基礎問題を繰り返し解く必要があるでしょう。

 

ただ少し残念に思うのは、各章末に「公式エッセンス」として、その章で学んだ代表的な公式が一覧にまとめられているのですが、1ページ内にまとめようとしているため、省略されている公式が数多くある点です。できれば、数ページに渡っても良いので、公式を網羅して欲しかったですね。マセマの参考書は、講義型参考書でありながら、辞書的な利用も可能という貴重な参考書なので、この点が少し気になるところです。

 

さらに練習問題で基礎力を固めたい方は、「初めから始める数学」シリーズに対応した問題集「スバラシク解けると評判の初めから解ける数学Ⅱ・B問題集 」が用意されていますので、こうしたものを積極的に利用されると良いでしょう。

 

表紙 書名 発刊日
初めから始める数学B(改訂3版) 2016/10
2016/04

 

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