坂田アキラの2次関数が面白いほどわかる本(中経出版)の詳細レビュー

目次と改訂情報

表紙 書名 発刊日
2014/06

 

◆目次

Theme 1 平方完成!! すべては、ここから始まります
Theme 2 2次関数のグラフをかいてみようよ!
Theme 3 最大値&最小値、そして…
Theme 4 最大値&最小値がらみのちょっとした問題
Theme 5 ずらし、ずらされ平行移動
Theme 6 対称移動の翔びっぷり
Theme 7 放物線の正体を暴け!!
Theme 8 敵に流されず、獲物を仕留める!
Theme 9 ついに登場! 解の公式!!
Theme 10 判別式を活用せよ!!
Theme 11 もう少し判別式を…
Theme 12 2次不等式を攻略せよ!!
Theme 13 2次不等式がらみのよくある応用問題 その1
Theme 14 2次不等式がらみのよくある応用問題 その2
Theme 15 2次不等式がらみのよくある応用問題 その3
Theme 16 軸はどこなのかな…?
Theme 17 場合分けが加速する!!
Theme 18 絶対値が暴れまくります!
Theme 19 絶対値の大暴れは止まらない!!
Theme 20 けっきょく2次関数のお話になってしまう面々
Theme 21 真打ち登場!! 2次方程式の解の存在範囲 その1
Theme 22 真打ち登場!! 2次方程式の解の存在範囲 その2
Theme 23 真打ち登場!! 2次方程式の解の存在範囲 その3
ナイスフォローその1 (   )2のお話
ナイスフォローその2 タスキガケのお話
ナイスフォローその3 解の公式の証明!
ナイスフォローその4 2重根号のはずし方!!
問題一覧表

 

◆改訂情報

本書は、2009年4月に刊行された「新装版 坂田アキラの2次関数が面白いほどわかる本」を、2012年の新課程に沿って改訂されたものです。さらに「2次関数の解の存在範囲」についての解説も追加されています。

 

 

 

詳細レビュー

中経出版の「坂田アキラの2次関数が面白いほどわかる本」は、数学Ⅰの「2次関数」について解説された分野別参考書です。坂田アキラの理系シリーズは、多数存在する参考書群の中でも、もっとも分かりやすく解説されている参考書の1つです。本書では、数学Ⅰの入試頻出テーマである「2次関数」に絞って、300ページ近くの解説がなされています。途中の計算過程など、これ以上詳しく解説できないのではないかと思われるくらい丁寧に説明されています。

 

従って、既に「2次関数」の基礎が身についているという方は、途中の計算プロセスにざっと目を通しながら、どんどん読み進めていけば良いと思います。解説では、問題を手早く簡単に解くテクニックなども紹介されているので、そうした部分をしっかり身につけるだけでも、かなり役立つでしょう。

 

本書の構成は、入試に出てくる典型的な問題とその解説が中心となっています。掲載されている問題は、基礎の基礎・基礎・標準・ちょいムズ・モロ難の5段階に分かれています。問題の解説部分では、まず問題を解く際に必要な思考の流れが紹介され、その後、詳しい解説へと進みますので非常に理解しやすいと思います。

 

「2次関数」と言えば、「場合分け」を上手く使いこなせるかどうかがキーポイントになりますが、このあたりの解説も十分なされています。また、改訂版で増補された「2次方程式の解の存在範囲」についても、分かりやすく解説されているので、この1冊をマスターすれば「2次関数」についてはかなり自信が持てるようになると思います。

 

最後に本書の課題を挙げるとすれば、網羅型参考書のような辞書的な利用が難しい点です。目次を見ただけでは、具体的にどんな内容が書かれているか分かり難いでしょう。従って、本書は全編を通して読むことで「2次関数」を制覇するための参考書だと言えるでしょう。また、内容以前に、著者のくだけた口調や独特の書式、イラスト等が気になる方もおられるかもしれません。「大学への数学」シリーズのような、硬派でぎっしり詰まった書式が好きな方にとっては、合わないかもしれません。

 

表紙 書名 発刊日
2014/06

 

話題の勉強法とは?

<早く始めるほど有利!>

動画を使った効率の良い勉強ができる!

◆5教科18科目の講義動画が見放題



【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

 

  • はてなブックマークに追加