おすすめ分野別参考書

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「数学が面白いほどわかる」シリーズ(KADOKAWA/中経出版)

KADOKAWA/中経出版から出ている「数学が面白いほどわかる」シリーズは、分かりやすい講義形式の分野別参考書で、定番の人気シリーズとなっています。坂田アキラ氏や佐々木隆宏氏、志田晶氏など、有名な講師陣が揃っています。特に「坂田アキラの理系シリーズ」は、至れり尽くせりの解説と親しみやすい語り口調が特徴で、数学が苦手な方にも人気が高いようです。ただ、紙面がゴチャゴチャしているので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

こうした講義型の分野別参考書は、自分の苦手分野の克服に最適で、読後は得意分野に変わってしまうことも有り得るでしょう。計算プロセスの解説が多いので、どんどん読み進めることができ、自信にも繋がりやすいと思います。是非、試してみて欲しいシリーズのひとつです。

 

◆坂田アキラの理系シリーズ

書名 発刊日
レビュー
改訂版 坂田アキラの 2次関数が面白いほどわかる本 2014/06

詳細レビュー
改訂版 坂田アキラの 三角比・平面図形が面白いほどわかる本 2017/09
坂田アキラの 場合の数・確率・データの分析が面白いほどわかる本 2017/01
坂田アキラの 円と直線が面白いほどわかる本 2018/03
坂田アキラの 軌跡・領域が面白いほどわかる本 2018/03
坂田アキラの 三角関数が面白いほどわかる本 2014/12
坂田アキラの 指数・対数が面白いほどわかる本 2015/05
坂田アキラの ベクトルが面白いほどわかる本 2017/04
改訂版 坂田アキラの 数列が面白いほどわかる本 2014/12
改訂版 坂田アキラの 数IIの微分積分が面白いほどわかる本 2014/07
坂田アキラの 複素数平面が面白いほどわかる本 2018/11
坂田アキラの 数IIIの微分積分が面白いほどわかる本 2015/07

 

 

 

◆佐々木隆宏シリーズ

書名 発刊日
レビュー
改訂版 佐々木隆宏の 数学I「データの分析」が面白いほどわかる本 2017/10

詳細レビュー
改訂第2版 佐々木隆宏の整数問題が面白いほどとける本 2017/09

詳細レビュー

 

◆志田晶シリーズ

書名 発刊日
改訂版 志田晶の 数学IIIの点数が面白いほどとれる本 差がつくテーマ100選 2024/12
2023/12
志田晶の 集合・論理、整数が面白いほどわかる本 2020/01
志田晶の 確率が面白いほどわかる本 2018/11
志田晶の 数列が面白いほどわかる本 2018/11
改訂版 志田晶の ベクトルが面白いほどわかる本 2018/12
志田晶の 複素数平面・式と曲線が面白いほどわかる本 2014/02

 

◆大淵智勝シリーズ

書名 発刊日
レビュー
大淵智勝の 数学B「統計的な推測」が面白いほどわかる本 2023/06

 

「SPEED攻略10日間」シリーズ(Z会)

通信添削で有名なZ会から出ている「SPEED攻略10日間」シリーズは、短期間で各分野の基礎知識を固め、入試レベルへと学力を繋げたいと考えている方に適した参考書&問題集です。標準的な問題が中心で特段の難問はありません。各章は、例題→確認問題→演習問題という流れで構成され、繰り返し取り組むことで確実に基礎が固められるようになっています。

 

書名 発刊日
SPEED攻略10日間 数学 数列 2015/02
SPEED攻略10日間 数学 場合の数と確率 2015/02
SPEED攻略10日間 数学 ベクトル 2014/07
SPEED攻略10日間 数学 整数 2014/07

確率問題対策

確率問題は、自ら導き出した答えが本当に正しいのかどうか確信できないことがありがちです。従って、確率問題に対する正しい考え方や導き方をマスターすることで、雰囲気で解くのではなく、しっかりとした根拠に基づいて解いているのだと確信できるようになることが大切です。

 

◆合格る確率+場合の数(文栄堂)

文栄堂から出ている「合格る確率+場合の数」は、河合塾数学科講師・広瀬和之氏が手がけた確率分野に絞った参考書で、数学A「場合の数」「確率」だけでなく、数学B「確率分布」や、数学B「数列」・数学Ⅱ「極限」「積分法」との融合問題も扱っています。図や表を多用することで、視覚的にも理解ができるように工夫されています。学習レベルが5段階に分けられており、各自の目指すレベルに合わせて学習できるようになっています。

 

書名 発刊日
2016/03

 

◆「ハッとめざめる確率」(東京出版)

東京出版から出ている「ハッとめざめる確率」は、数学Aで躓きやすい確率分野に絞って解説された参考書です。著者は、駿台予備学校の講師を務めている安田亨氏で、良くも悪くも、微に入り細に入った解説が特徴です。ある程度、確率について理解できている方にとっては得るところの多い参考書ですが、初学者にとっては、複数の解答例など、細かすぎて返って混乱するかもしれません。

 

書名 発刊日
ハッとめざめる確率 2014/08

 


図形問題対策

図形問題は、大学入試でも苦戦するケースが多い分野です。こうした図形問題に強くなるには、図形問題の入試対策に特化した参考書が役立ちます。教科書では学べない解法パターンを身に着けて、他の受験生の一歩先を進みましょう。

 

◆教科書だけでは足りない 大学入試攻略(河合出版)

「三角関数」と「微積分」などの2分野以上にまたがる融合問題や、どの分野の知識を使ったら効率よく解けるのかひと目ではわからない分野不明問題など、大学入試でおさえておきたい問題が70題収められています。

 

書名 発刊日
教科書だけでは足りない 大学入試攻略 理系受験生のための図形問題 改訂版 2024/10

 

◆ 大学入試 土田竜馬の 数学[図形問題] プラチナルール(KADOKAWA)

図形問題を解く際の「着眼点」「解法選択」「知識の応用法」を明快なルールで提示されています。内容は、三角比、図形と方程式、ベクトル、総合問題となっています。

 

書名 発刊日
大学入試 土田竜馬の 数学[図形問題] プラチナルール 2019/09

計算問題対策

問題を解くスピードが問われる入試において、計算力は極めて重要な能力です。一方で、個人差がありながらも、客観的な自分の問題点に気づきにくい能力でもあります。ここでは、こうした計算力を高めるための参考書をご紹介します。

 

◆合格る計算(文栄堂)

このシリーズでは、計算力を高める観点から例題が選ばれており、計算法をブラッシュアップさせるためのノウハウが学べます。自分が“正しい計算方法”をしているか、それとも“下手な計算方法”をしているかのチェックをすることもできます。

書名 発刊日
2014/03
2014/03